知る、理解、体感の違い
入社して1週間が経ちましたが、さっそく社会人の洗礼(満員電車、睡眠不足)を受け、週の後半はエナジードリンクのお世話になっていました。
社会人になったと言っても会社でやってることはひたすら座学研修なのですが、印象に残ったことがあったので備忘録的に書いておきたいと思います。
タイトルにもありますが、知ることと理解することの違いを説明できますか?
研修中はたくさんの情報を詰め込むことになります。それらをただ「知る」だけでは足りず、「理解」して初めて、実践で使えるものになるでしょう。
辞書的な定義も役立ちますが、研修で教わった「理解すること」とは、「狙いがわかること」です。
ただその事象を知っている、知識としてあるだけでは、その裏にある狙いはわかりません。
目的はなんなのか?どういった背景があるのか?別の事象でたとえると例えるとどういうことか?といったことがわかって初めて「理解した」と言えます。
ここまでは研修中に習ったことですが、私はその一歩先に「体感」があるのではないかと考えています。
理解と体感の違いはあまり深く考えずともわかるでしょう。実際にやった上で感じたことがあるか?です。
就職活動において、自分の志望する会社や仕事内容を、まずは「知り」ます。
求人広告の営業とは求人広告を企業に売る仕事だ、というレベルです。
次に仕事を「理解」したいのですが、就職活動では難しいと、今だからこそ思います。研修を受け、自分はこの会社のことを何も知らなかったのだなと痛感しました。会社には外部に公開できない情報が多くあり、理解するにはこれが不可欠なのです。
次の体感は、入社してもまだ得られていません。実際に働くまでその仕事の本当の辛さや喜びは感じられないでしょう。
まとめると、
・理解とは狙いがわかること。
・知る<理解<体感の順に「わかっているレベル」が増していく。
・就職活動では「知るレベル」までしかいけない。行けても「理解レベル」の途中まで。
ちなみに、自分が理解しているか確認したい時は、身近な別の事象で例えてみましょう。できなければ理解できてません。
ここまで書いてきてなんですが、"狙いがわかる"について、自分でももう少し考えを深める必要があると感じています。。。
※追記
少し考えてみたのですが、体感していても理解していない場合もあります。