悩みごとはとりあえず"1分"で答えを出す

1分で答えだして！思考法

今思いついた思考法。うだうだ迷ってるテーマに対して、1分で答えを出す。仮でいいから、1分で。

例えば、「今、起業せざるを得ない状況になったら何やる？」とか「今この会社とこの会社から内定貰ったらどっち行く？」とか「今日が人生最後の日だったら何する？」みたいな。なんでもいいんだけど、悩んでること（上の例だと起業のネタ、志望企業、休みの予定）を「今やるなら？」と言う質問系にして、1分で答えをだす。

たいてい悩んでることは、「もうちょっと考えたい」ってのが多い。気がする。「もうちょっと経験を積んでから」だとか「もうちょっと情報を集めてから」だとか。

ただ、こんなもんは一生答えが出ない。一生は言い過ぎかもしれないが、経験上「後で考えよう」とどっかにメモして置いておく。しばらくしてそのメモを読み、ちょっと調べてみたりして、また「後で考えよう」となる。考えれば考える程もっと情報が欲しくなる。

なので、時間を区切って仮でもいいから自分の答えを出しておこう、というのがこの思考法。こいつを使うと以下の様な効果が期待できる、はず。

1分で答えて作戦の良いところ

３つある。まず、1分で答えを出すと、とりあえず1分後には答えが出る。当たり前だ。当たり前だが、その答えが結局今の自分のアウトプットなのだ。今の自分の実力なのだ。

ネットを使えば情報はいくらでも手に入る。するといつの間にかそれらが自分の知識の様な気がしてきて、なんだか自分のアウトプットはすごいものになるはず、と思えてきてしまう。もちろんそれは勘違いで、1分で考えたことが今のあなたのアウトプットなのだ。

次に、頭が回転する。インプット好き好きマンは概して受け身な情報収集をしているので、いろいろ考えているようで実際頭はあまり回転していない。そこでインプットを1分遮断して、その間に自分の中にあるものだけで答えを出す。すると脳みそをたくさん使わざるを得ない。

最後に、足りない情報がわかる。例えば起業ネタを1分で考えるとする。「webでメディアを立ち上げようかな。お金が掛からないからすぐに出来るぞ。収益は広告だ！最初はアフィリエイトとかアドセンスで、人が来るようになったら純広告とろう！アフィリエイトってどんな商品があるのかな？報酬は何パーくらいもらえるんだろう？まあいいか。じゃあ集客はどうする？んん～SNSで拡散？地道にSEO？」みたいな。しょーもない例だが、自分の分からないこと、探すべき情報が明らかになるので、インプットも効率がよくなる。

まだやったことないけどね。